第十二回 王朝的斜阳(12-7)(2/2)
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それから数日後。
杨贵妃は、安禄山と共にいた。
场所は长安、安禄山専用の邸。
安禄山ほどの実力者になると、任地は远くとも、都に邸宅が与えられる。
二人は今、玄宗の目を盗んで密会していた。
杨贵妃は、好物の茘枝を口に含み、口移しで安禄山に食べさせる。安禄山も、満悦の表情でそれを噛んだ。杨贵妃は妖艶に笑い、彼の首筋に几度も口づけする。
「高力士が、あなたを弁护していたわ。叛意など无いでしょうって」
安禄山は、おかしそうに笑う。
「おめでたい奴らだな。高力士も、その主も」
二人は普通の男nVのように话していた。安禄山は、玄宗の御前のように恐缩することもない、大胆な物言いだった。
「しかし贵妃、本当にいいのか。俺が唐を灭ぼしても」
杨贵妃は艶然と微笑む。
「私は运命に翻弄されるだけの人生だった。でもようやく、自分の手でできることを见つけたの。この上なく、やりがいのあることを」
「ほう?」
「……盛栄を极めた王朝を、毒に浸して枯れさせる。国の规模から言えば、呉の西施を凌ぐわね」
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